普段の仕事

 当社はレースの仕事はほんの一部でして、通常は中古車の仕上げや、街乗り車両の油漏れ修理が大半です。ただ、どのようなダンパーも基本的には断りませんので、珍しいダンパーも多く手がけてきました。

 初めてのダンパーを分解する時は、いつでも興奮します。今回エクストリームテックを分解する中で、面白かったのはリザーブタンクの内部です。フリクションに気を使っている使用でした。ツインチューブの作り方、各部寸法はメーカーの色が出て面白いと思います。

 オーリンズの正立は最初期の型です。インナーチューブの上端に何本か、突き出し量の目安になる溝があるので一目でわかります。内部のピストンも倒立フォーク同様に、現行との違いを発見できます。

 シムは内側に変形が確認できます。この様にメーカー純正を分解すると、シムが多かったり少なかったり、ニードルが新品バラシなのに固着していたりと、色々あります。

 リアサスのボディーはGSX1400の物です。パッと見はSHOWAのようですね。

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