タイアの空気圧、波高と波長

 本日納車のCB1300SF・SC54の最後の試乗を終えました。

 他の全ては変えずに、タイアの空気圧のみ変更してみたところ、空気圧が低い場合は熱が入りタイアが動きやすくなるまで、パンクしたような症状ににた少し車両を起こす症状がみられました。

 走行時間が増え空気圧の上昇に伴い、操縦性が狙った通りになりました。

 空気圧ついては絶対的な正解はなく、タイアの銘柄、使い方や好みでセッティングにかなりの幅を持っています。しかし、私が感じるのはやはり振動(波)です。空気圧を落とすことにより、波高が低くなり波長が長くなるような印象となります。この波高と波長が人それぞれ好みを分けるのだと思います。

 もちろんタイアのスライドや燃費なども含めた複合要素を加味して、最終的な決定をする訳ですが、操縦性と乗り心地に主眼をおく私のセットは、それほど高い空気圧にはなりません。