リザーブタンクなしダンパーのエア抜き

　写真はCBR250のリアダンパーです。この様なモデルはエア抜きを行う際に、機械を用いた真空引きが不可能でしたが、加工により機械でのエア抜きを可能としました。

　エアが入らないメリットは、第一に設計どおりの減衰を発生させられる。次いでオイルの酸化を起しづらい。それにより、長持ちする。

　酸化とは金属では錆ですし、人間にとっては老化です。ダンパーを健康的に長生きさせるには、酸素を遠ざけるのが重要な課題です。