ダンロップ【ロードスマートⅣ】を試乗

 今回はロードスマートⅣの評価を短くまとめます。動画にもしていますのでそちらも御覧ください。パイロットパワー2CTも同様に評価しています。ブログ動画をご覧いただければ幸いです。

 評価基準
 1 ケース剛性 
 2 断面形状(プロファイル)
 3 空気圧に対する反応
 3.1 前後タイアからの情報量
 4 接地力(グリップ力)

 1 ケース剛性
 柔らかい感じは受けませんが、ガチガチと言った印象もなく悪くはなさそうです。得点は12/20

 2 断面形状
 割りと上手くまとまっています。ツーリングタイアとしては良い印象でした。得点は15/20

 3 空気圧に対する反応
 柔軟に対応するので、問題ありません。ちなみにCB1100EXではマフラー等が変わり重量配分が変化したことも考慮しF2.3、R2.2で試乗を行いました。得点は13/20

 3.1 タイアからの情報量
 意外と良かったのに驚きました。特にリアからの情報量。これは幅が狭いことで面圧が高くインフォメーションが豊富なのかも知れません。
 試乗車の性格が大きく反映されている可能性は高いため、それを差し引くと得点は14/20(差し引かなければ16/20)

 4 接地力
 ツーリングタイアとして平均的で充分に思います。低温での特性が良好な点を踏まえ、得点は13/20

 合計得点とまとめ
 67/100となり、各項目の平均点は13.4(各項目を5点とするなら3.35)でした。感覚値として60/100なら合格点とすれば67は充分な得点ですし、私の感覚と点数は合致しています(自分で点数評価しているのだから当然ですが)。

 タイアに特別な性能を求めないのであれば、考えずに購入すればよいでしょう。価格面や耐久性は私の評価基準には入れておらず、それについてはご自身で調べて判断して下さい。

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