BMW・E90のリアショックを改造しました。

 昨日はE90のリアダンパーをオイル交換して、車両に組み込みました。組み込み作業はお馴染みの矢作です。

 無事に組み付けが終わり矢作が試乗して、その後でバイトに来た梅山と一緒に試乗をおこないました。

 リアの車高は7mm下げ、ダンパーオイルは純正と同程度の粘度です。車高を下げた事でイニシャルも同時に掛かります。

 リアの車高を下げた効果で、リアタイアのグリップを強く発揮させられるようになり、アクセルを開ける場面でかなり安心感があります。反面、フロントは若干グリップが希薄になるので、コーナー入り口でエンブレやブレーキでしっかり減速し、前を沈ませないとハンドルだけ切れて直進する、プッシュアンダーの様になります。ですが、加減速のメリハリが分かりやすく車の動きを学ぶのには丁度良い感じもします。

 梅山の言葉を借りると、911っぽくなったようです。911ほどフロントの内向性は強くありませんが、速度を上げた時の直進安定性は911よりも高いと思います。

 今後はオーバーホールと同時にフロントの車高を3~5mm下げ、更に上質なバランス感を追い求めます。ただ、現状でもかなり楽しい車なって、乗るのが本当の楽しみです。来社される方はいつでも試乗が可能なため、ぜひお越し頂きこの乗り味を楽しんでもらえると嬉しく思います。

 

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