この曲好き!を考えつつ、MTとの共通点を探る

 最近知った漫画がアニメ化されておりました。

 そのアニメのエンディングは出演者の方が歌っており、2000年代に入った懐メロ(と言いつつ、私には最新の曲に聴こえます)をカヴァーしています。それらカヴァーされていた曲の数々は私には全く関心のない楽曲でした。
 しかし、出演者の方が歌う中で「この曲良いな」とか「オリジナルアーティストでは聴きたくないが、この歌い手なら聴きたい」と感じました。

 音楽を聴く際にこの曲がよい、このバンドが好き、等々いろいろ感じていたつもりなのですが、上記の一件を省みて、好きな楽曲とはどの様な要素から成り立っているのかと、考察するに至りました。反対を言えば好ましくない楽曲の特徴も答えを出せます。

 「好きな曲」を分解してみるとメロディーライン、編曲、歌い手の声、曲調(メジャー又はマイナーKye)、リズム、テンポ、楽器、などかなりの複合要素から成り立ってます。
私が優先するのは歌い手の声(又は主旋律を担う楽器)が第一で、ついで編曲、曲調、楽器、リズムなどと続いて行きます。

 何が言いたいのか要約すると、自分が良いと感じている事象を詳細に分析すると、意外と違った答えが導き出されると言う事です。これは私自身かなり驚きました。

 私は二輪四輪問わず、マニュアルトランスミッションが好きです。これはギアを変える楽しみもありますが、一番優先しているのは、リアタイアの接地感だと気づきました。特に四輪では顕著ですが、ATでは回転数が常に低く抑えられてしまい、加速でも減速でも荷重がグッとかかりません。MTであれば自分の意思でそこを作り出せるため、MT志向だと理解できます。逆を言うと、FJRのクラッチレバー不要のバイクに乗った時にとても楽しく、カワサキH2のオートシフター、ブリッピング機能付き(つまりはクラッチレスに近い感覚)も好印象でした。

 これらの事象からMTが好きなのではなく、減速時に後輪に荷重を載せやすい後輪駆動で、思う様なエンジン回転数を持続できればMT、ATを問わないと詳らかになりました。

 皆様もご自身の希望をお話くだされば、いろいろな事が整理され何を求めているのか明確になるはずなので、ぜひお話に当社を訪れて頂ければ幸いです。