また凄いイアフォンを購入
You Tubeで紹介されていたながら聞きイアフォンを、新たに購入しました。
これまでにSonyのLink badsやVictorのHA-NP35Tを紹介しましたが、今回のイアフォンをそれらを完全に上回る音質です。
ながら聞きイアフォンは音がなっていれば良い。とまでは言わないものの、私自身はこれで音楽を聴くというよりも動画やeラーニングのように音質にそれほど注意を払わない内容のものを聴いていました。
しかしARCは完全に別物で、これで音楽を聴くのはなかなかに楽しい体験です。耳を塞がない点はNP35Tと同様ですが、音質が全くの別物。澄んだ高音からしっかりした低音もなるために、音量を大きくせず小さい音でも細部まで聴き取れるため、もどかしい感じを持たずに小音でも楽しめます。
しかもソニーやビクターと比較して音量も割りと大きめに鳴ります。大きな音で楽しみたい時でも十分にその役割を果たします。
もちろん、高額なイアフォン・ヘッドフォンには及ばないのは当然ですが、集中して音を楽しむ様な状況でなければ、この一台で全てまかなえる。と思わせるほどできが良い。実際に渡しは日中の作業でもこのイアフォンを着けて電話などにも対応しています。
通話の音質も高品位な様で、さらに明瞭に聴こえるイアフォン性能のお陰で相手の声もハッキリと聞こえます。
これまでにノイズキャンセリング型のイアフォンやヘッドフォンで通話を何度もしてきましたが、外音がもろに入り込むARCなのに、予想外の聞き取りやすさには驚きました。
音質も良いのですが、つけ心地も悪くありません。私は3時間程つけっぱなしだと、若干痛くなる程度です。
ケースも洒落ているのも良い。NP35Tは大きく野暮ったいケースなのですが、こちらは厚みも薄く、持ち運びにも便利で、実際に使ってたうえで良さを感じます。
ケースの面積は若干ARCが大きいのですが、厚みが(ARCが28mm、NP35Tは37mm程。割りと違うので体積比ではかなり小さく感じます。なにより見た目が良くて満足感が高まります。
充電方法も面白く、ケース内に伸びるUSBタイプAで充電します。
ただタイプCが主流の現在にタイプAは間違った選択ではないか。とも思いますが誰でも使いやすいという面ではAでも良いのかも知れません。
本体の電池持続時間は7時間ほどだそうですが、実際に使ってもそれは事実のようです。当然鳴らしっぱなしでは無いものの、実用上は7時間以上もちました。
車の運転中でも耳を塞がないために、全く環境音を阻害しませんので、電話の対応も問題なく行えます。電気的な環境音取り込みと違い、自然の音なので不快感がありません。
(運転中のイアフォン仕様に関してはこのサイトを参考にしています)
使い勝手の面でもこのイアフォンには良い部分があります。ワイアレス型イアフォンは多くの場合でケースから取り出すと電源が入る仕組み担っています。
ただ、この手法は便利な半面で電源が落ちた時や接続が上手く出来なかった際に、またケースにしまって再度取り出す必要に迫られます。
その点でもARCは便利です。
電源をボタンにより操作可能だからです。これはかなり秀逸です。とくにブルートゥース機器をおおく接続しているような方は、誤接続が発生して面倒に感じた事があるのでは無いでしょうか。
その点でこのイアフォンは電源をボタンで入れ直せば自動接続が容易に行なえます。この部分もかなり気に入っている点です。
難点として上げるならば、人によっては挟み込むような感触に耳が痛くなる場合もあるかも知れません。ビクターのNP35Tはそれほど痛くなりませんが、ARCは軸の部分にバネがありその反力で耳をつまむような作りです。
つまむと言ってもそれほど強力ではありませんが、数時間も使うと流石に傷みを感じる場合があります。その様な状況なら外して休憩すればよいだけなので、特段困りはしませんが、ずっと音楽などを流しっぱなしには出来ないかも知れません。
音漏れの心配もありますが、従業員に着けてもらい確認したところでは最大音量では割と盛大に音漏れしますが、ソレよりも少し下げたところ(iPhone12miniならば7/10位)ならば殆ど聞こえませんでした。半分以下の音量なら周りの人に気を使う必要もなさそうです。
という訳で完全にリンクバッズはお役御免となり、従業員の角田に使ってもらう事にしました(もちろん無料でやりました)。
ビクターのNP35Tはまだ使える場面があるので、サブ機として残します。
とい訳でとても良い品だったので熱弁を振るってしまいましたが、本当に良いので少し高くても良い音のながら聞きイアフォンが欲しい方は、是非候補に入れてほしいと思います。
私はeイヤホン秋葉原店で購入しました。同社のYou Tubeでも紹介していましたのでそちらも参考にして下さい。