Canon EOS R10を購入

 従業員の小野寺くんもカメラに興味はありつつも、どこから手を出してよいのか分からない。という話が持ち上がり、それならば会社全体のシステム変更を機に新しいカメラを支給して、お客様に提供する画質を上げると同時に、格好良い写真を届けようと考えました。

 という訳で彼の使い方に合わせたカメラを考えた結果、動物を被写体にするのが目的なためにオートフォーカス(AF)性能の高い機種を考えました。

 最初にSONYのα7MarkⅢを考えましたが、中古でもなかなか高額で15万円以上は当たり前です。しかもキットレンズの焦点距離望遠側は70mm程度。これでは仕事で近距離(マクロ)領域がないので使いづらいし、動物撮影用の望遠側も足りなさそうです。

 では中古も含めて15万円辺りで良いカメラがないかとカメラ屋さんを眺めていると、CanonのAPSC機 EOS R10が目に止まりました。既にRFマウントを持っている方はボディーだけでも良いので、わりと手を出しやすい価格です。

連射もなかなか早いです。

 AF性能は高く連射性能もそこそこ、そして価格も18-150mm(フルサイズ換算で28.8-240mm)なので流石キットレンズ、使いやすそうです。

 何度かお店に足を運び、勘案した結果R10を購入しました。価格は税込みで¥176,880。

APSCのセンサ。

 会社へ出社して早速各種設定の調整を行うと、以前に使っていたEOS RPよりもとっつきやすい印象です。キットレンズは広角から望遠までマクロも使えて便利なので、カメラを初めて手にする人にも優しいセットだと感じます。

 しかも私が初めて手にしてCanon KissX7やKissX8iと比べると画質がとても向上しています。キットレンズだとやや締まりのない印象でしたが、R10のキットレンズは割りとピシッとしています。

画質に拘らなければ、キットレンズの一本で何でもこなしてくれます。流石。
左 KissX8i 右 EOS R10

 これにRF35マクロ24-105の安い方のレンズ(このレンズはヤフオクならかなり安価に入手可能)があれば、大抵のことには困らないと思います。

 小野寺くんも理系の大学出身ということもあり、シャッタースピード、F値とISOに対する理解が早く基礎の部分はかなり早く習得できそうな予感です。そういった事もありレンズをある程度揃えれば、車両や物撮りでも私に変わり彼が活躍してくれそうなので、助かります。

R10のボデーサイズはKissX7位です。

 私のメイン機はニコンですが、キヤノンのRFは安価なレンズの上の品揃えが急に高額になるので、出費が激しくなりそうです。それを考慮すると先に述べた35マクロと24-105f4~7.1あたりに加え、85mmのハーフマクロ(私が購入した2年近く前と比較すると、価格が大幅に上がっており驚きました)があれば、かなり楽しくなりそうです。

 レンズをそれだけ揃えるなら、次にフルサイズ並行してEOS Rの中古かRP、はたまたR6やR5に食指が伸びそうです。

 一年以上前にRFマウントを離れたのに、ZマウントとMFTを軸にしつつもRFマウントも再度追加することになり、また楽しくなりそうです。

経験も重ね、無駄なレンズを買わなくて済むようになったのは良かった。

 

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