カメラとレンズで新しい遊びを覚えました。
ただ撮影をするだけでなくレンズとボディーを組み合わせ、新しい遊びを始めました。
昨日、東京の役所へ出向くようがあり帰路で(と言うには寄り道が激しいけれど)上野のマルイにあるカメラのキタムラへ寄りました。
昨年、中古でNIKONのZ50を購入したのも同店舗です。その際に中古品が数多く並び、ヤフオクやネット販売よりも若干安い気がしたので、再度訪れたわけです。
なにか面白い物がないかとショーケースを眺めていると、幾つか目に留まる品がありました。
MFレンズ
少し前のNIKONのMFレンズ NIKKOR-S/C Auto f1.4 50mmです。1.3万円ほどと価格もこなれているので、購入を決めました。絞りも合焦もMFで電子接点なしというのに惹かれます。
FTZ
NikonのFマウントをZボディーで使うための変換アダプタFTZです。私はZ6のキットで24-70 f4とFTZのセットで購入しましたが、単品でも入手可能です。流石ニコン純正なのでFマウントレンズのAFも問題なく作動します。
タムロン等で上手く作動しない物もありましたが、NIKONのレンズなら大丈夫でした。
ただキヤノンと違いアダプタにコントロールリングを持たないのが残念です。EOS RPを使っている時はリング付きだったのでその利便性を知っていると、不便に感じます。
ですがマウント違いの手持ちレンズを楽しめるのは大きな利点です。
マウントアダプタ
ニコンのFマウントをMFT(マイクロフォーサーズ)に変換するK&Fコンセプトの品もカメラのキタムラで発見。型番はKF-NFZ。
こちらのアダプタは電子接点がないのでMFレンズにしか使えませんが、面白そうだと購入を決意。新品で4千円しない価格は魅力的です。
オリンパスのOM-D E-M1とFマウントの組み合わせが意外に楽しい。特に50mmレンズを使うとフルサイズ換算で100mmの中望遠になるのが特に面白く、今後はニコンのMFオールドレンズで遊べそうな予感です。
狭角(望遠)で撮影する際にMFTは強力です。Fマウントの200-500mmレンズを持っていますが、望遠端なら換算で1000mmに到達します。
試しにお月様を撮影しました。流石にこれほどの望遠ともなるとシャッタースピードを上げないとブレて写真としては見られたものではありません。
上の二枚は手持ちですが、三脚を使えばISOを下げられるのでシャッタースピードを落として、もっと綺麗に写せそうです。
MFTとFマウント、他にもRFマウントやEマウントと組み合わせるも面白そうです。私は基本的にニコンとオリンパスなので、この2つのメーカーのレンズを基本にMFレンズを組み合わせて遊ぶつもりです。
NIKONのストロボ
先週、GODOXのストロボ・SK400Ⅱと定常光のSL100Dを購入しましたが、クリップオンも欲しかったので中古で見つけ購入しました。NIKON SPEEDLIGHT SB-600 こちらは6千円弱です。
大きなストロボだけでなく、クリップオンというい限られた小さな光源を使ってどれだけ綺麗に写せるかを試して、光の扱い方を覚えるのに役に立つと考えたため購入を決意。
早速、出荷するためのリアショックを撮影しました。
ストロボを使うと明暗がより強調されるのが特徴です。今後はレフ板等を用いて光を後ろに回り込ませたり、排除したりを試しより綺麗に写せるように実験を重ねます。
ストロボを使うと自然光や環境光と違い、硬めのパリッとした印象を演出出来るのが楽しく、撮影を楽しみました。
ストロボを上手に活用すれば、お客様の購買意欲に訴えかける写真が撮れそうです。
中古品という選択
最近の私は中古品を積極的に活用しています。過日亡くなった京セラ創業者の稲盛和夫さんもその著書「実学」のなかで性能が申し分なければ中古で我慢すればよいと説いています。
新品は確かに気持ちが良いものですが、費用対効果で考える際には中古という選択肢は実用的です。カメラに関して無知だった一年以上前の私は、中古品が怖いので新品という選択肢しか持ち得ませんでした。しかしある程度知識と経験が積み重なると要・不要のまさに要(かなめ)を判断出来るようになり、新品と中古品を上手に使い分けられるようになってきました。
オーディオも同様に、最初はよくわからないので新品を購入していましたが、ある時期から中古が主になりました。一つ二つなら話は簡単ですが、合計で数十万円~百万円単位ともなると、新品と中古では合計の価格差が20~30万円にはなります。
実用上十分な性能をもっているのならば、中古を強く勧めます。そしてこれぞと思う逸品は新品を購入して長く愛用するのも価値ある行為です。
最後は私の主観ではありますが、少しでも参考にして下さい。