NSR250　車高調整用プルロッド

　ＮＳＲ２５０のリンクは、フレームとリンクプレートを繋ぐ部分を延ばすと車高が下がり、縮めると車高が上がります。

　この部分を可変とし、外部調整を容易にしたのが本製品ですが、ダンパーとセットで使用すれば、レバー比を変化させられます。

　ダンパーを含めたリンク関連の部品（スイングアームを含む）を変更すると、必ずレバー比は変化しますが、ダンパー自由長とロッドの長さを変更すれば、任意に多少大きくレバー比を変えられます。ガンマ５００やＺＺＲ１１００では実際にその様な方法を提案し、受け入れられています。

　同じスプリングと減衰でも大きく乗り味が変わるので、難しくも面白いセッティングパーツです。過度に変えればダンパーとスイングアームの干渉など問題も出ますが、完全競技部品（レーシングパーツ）なので、割り切って販売します。

　車高調整部分の単品販売、ダンパー単体の販売も行いますが、基本はセットで販売し、その利便性をサーキットで確認して頂こうと思います。そのため、サーキットと街乗り（念の為）で耐久試験を行います。部品の殆どを鉄、ステンレス系でまとめたのは、対荷重、耐久性、価格（表面処理不要のため）を考慮しました。

　単品販売の予価は税抜き￥２０，０００です。ＦＧとのセット販売では、税抜き￥１８，０００を予定します。