環境を整える

　毎日入荷が多く嬉しい反面、納期の心配が頭を離れない毎日のなか、年明け早々に作業場の配置を変更しました。

　第一、第二工場とも模様替えに一日費やした分、後の作業性が大幅に向上し格段に動きやすくなりました。やはり作業環境は重要だと再認識した次第です。

　その様な中、今年に入り車両持込のお客様の依頼で、車体セットアップとオーリンズのリアサスペンションオーバーホールを行っています。完成したら全容を書こうと思いますが、オーバーホールと同時に18インチから17インチにホイール径を変更したのに対応し、シリンダーやスプリングレート、減衰の設定を変更しています。

　80年代の車両のサスペンションは、たとえＦＧやオーリンズに代表される高性能ダンパーであったとしても、タイアなどの30年分の進化に応じた変更を施すと、より安全で楽しいバイクになりますのでオーバーホールを考えていらっしゃる方は、ご自分の車両の状態と使い方を伝えくだされば、より良いバイクになるよう話をさせて頂きます。