久し振りの機械加工三昧

 最近は外注業者さんに依頼することが多かった旋盤加工ですが、開発と試作を兼ね自分で部品を作りました。

 採寸、お絵描き(図面とはいけないお粗末なものです)、機械加工、組み立てを進めましたが、実際に物を作る際に大切なのは、組み立て手順と再現性だと感じています。

 こちらはフロントフォークの分解に使うために作った治具。

 メーカーは整備マニュアルを用意しますが、あれはかなり重要です。自分で考え、作り、組み立て出荷、そしてそれをO/Hするとなると、面倒な作りはご法度です。ただ作るだけでなく分解組み立ての手順書作りも加工作業において大切な工程です。

 公差を設けてある程度の数量を作るのは、加工が生業ではないので神経を使います。

 これまでにも多くの部品を作ってきましたが、沢山のダンパー構造を知ることで、色々な手段を覚え新しい手法を編み出すことが出来ます。

 特にネジを作るのは神経を使う部分でもあります。

 正直、この様な部品加工を伴うO/Hは高額になりがちです。それでも不可能を可能にするという、お客様の求めに答えられるように、日々研鑽を重ねます。

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