F3完成、試乗
昨晩F3用FGの取り付けが完了し、天気も良い本日試乗を行いました。
純正でも乗りやすく良いバイクだと思いますが、いくつかの不満点もありました。今回のFGへの交換でその点もすべて解消しました。フロントフォークのスプリングレートを適正にし、リアのスプリングも交換し動きやすくしてあります。
FGはトップアウトスプリングを古くから採用しています。今回もそれが効いており、動き出しの滑らかさは特筆ものです。旧来のシングルチューブとFFX(ツインチューブ)の一番大きな違いはどこかと言えば、シングルチューブの不明瞭な感触、明確でない漠然とした印象をFFXでいくらか明瞭な方向へ移行しています。これは構造からくる違いだと思います。
対極にあるのはオーリンズのTTxだと感じます。こちらは減衰の立ち上がりが速く、きっちりしている感触がします。
F3のようなスーパースポーツにはFFXの程よい曖昧さと、シャッキリ感のバランスが心地よく感じます。フロントのPressioneZeroも極めて滑らかな動きが、気持ち良いと感じてもらえるのではないかと考えます。
午前中はベースセットを出すのが目的で、車高、プリロード、減衰の設定を大まかに決めました。午後からは微調整に入ります。