失敗例

 練習ではない品で初めてネジ切に失敗しました。

 段取り含め1時間かけ、あとはほんの少しネジの掛かりを緩くするため、100分台でさらっていたところゲージの位置を間違え、ずれて切ってしまいました。何とも言えない焦燥感に襲われますが、嘆いていても元に戻るわけもなく、気持ちを切り替えて作り直しました。ちなみにカワサキ・スーパーシェルパ用のロッドです。

 汎用機でのネジ切は回転が低いので、表面を綺麗に仕上げるのは難しいようです。多分に漏れず、私もなかなか綺麗に作れません。一度だけかなり綺麗にできた事があります。今回は145回転で切りました。265回転でも造った事があります。しかし単に速く回せば良い訳でもなく、切り込み量などが影響します。ほぼ毎日ネジ切作業を行っていますので、早い段階で見極めて安定した製品を造りたいと思います。

 ハードクロームに直接ネジ切を擦る場合は、工作物が非常に硬いため特に努力せずとも、非常にきれいな面に仕上がります。

 インスタグラムにはもっとアップにした写真を載せていますので、詳しく見たい方はそちらもどうぞ。「セイクレッドグランド、インスタグラム」か「sgfacendo.com」で検索して下されば、すぐに見つかります。

 レンズの都合で、持っている一眼レフではあまり接写が出来ません。こういう時に携帯電話の汎用性に助けられます。単にカメラのレンズを買えば解決しますが、カメラ小僧でもないのでなかなか踏み切れません。

 

 20176137714.JPG