トリッカー、オーバーホール、セッティング
リアにFGを取り付けているトリッカーが、前後サスのオーバーホールを終えました。今日は昼から晴れ間ものぞき、路面も乾いたので車体セッティングの為にサスペンションを調整しました。
フロントは純正スプリングに、カラー追加でイニシャルを増しています。オイルは純正と同じ番手をヒロコーのオイルに交換。
リアのFGはオーバーホールのみで内部の変更は行わず組み直しのみでした。前後のブレーキローターとパッドも交換したことで、走り出してすぐはブレーキの当たりをつけ、そこから本格的なセッティング開始です。
フロントフォークは調整機能がないために、何もできません。そこで、調整はリアに集中します。前回施したセッティングが、今の私の基準には合いません。そこでリアのイニシャルを抜いて好みを探します。一回転(1.5mm)位抜いた辺りに丁度良いポイントがあり、抜いたスプリングに合わせるように、伸び減衰のダイアルも弱めました。
調整機能の有無と、ダンパー構造の上限によりセットアップで狙えるポイントは若干曖昧です。ピンポイントで狙えず広めにフォーカスしている感じです。それでも狙った被写体にピントが合っていれば、表現したい物が分かるように、セッティングでも同様の事が可能です。この車体では新世代セッティングとまではいえませんが、3年前にこの車体を製作した時と比較して、格段に精度は上がっているはずです。お客様がたのしめれば、それが一番です。