二本の動画

 昨日、二本の動画をアップしました。

 一本はお客様のメールからヒントを得て、ハンドリングとロールと旋回性が、ダンパーとどの様に結びついているかを考察しています。

 https://www.youtube.com/watch?v=bWEZttONfis&t=42s
 
 路面の荒れ(ギャップ)の吸収性はもちろん高級車にとって大切な事ですが、ハンドルを切ってゆく時のロールと旋回性もまた、ドライバーの満足感を高めるためにはとても大切な要素だと考えており、ダンパーの仕上がり精度がそれらの質感を大きく高める事に大きく貢献する証左です。

 他方の動画は、納車した2003年型のZ1000について私の思い出を話しました。外観はとても格好良いと思うのですが、前後のサスペンションを改造や変更を施せば、さらに楽しい車両に仕上げられるといった内容です。

https://www.youtube.com/watch?v=MU7eypdnBeM&t=69s

 フレームは倒立フォークやモノショックを備える車両らしく、しっかりしています。倒立フォークもあえて41mmのインナーチューブを採用している点が、メーカーの見識の高さを窺わせます。ただ、リアタイアの190の50扁平はあまり好みではないため、180の55に交換すれば軽快性と旋回性がより高まり、面白くなる事請け合いです。逆に190の55ではタイアが重く大きくなるので、少し広めのサーキットなどでないと、活かしきれないと考えます。