BT1100のリアサス
これまでBT1100にはFQT11(リザーブタンクをホースで連結)と、FSM11(リザーブタンク一体型)を使い、FGでのセッティングを詰めてきました。エンジンメンテナンスを理由に動か無くなってから早4年。これまでの車両セットアップに対する知見はこの1~2年で大きく前進したため、最新の感覚、理論でBT1100の動きを造り込みたいと考えています。
そこでリアにはFGの最高峰FFX11を選択しました。ツインチューブの良さを最大限発揮するために、自分のバイクで精緻に造り込みを行い、それをお客様に還元して行くためです。
モノチューブは今でも悪くないと思います。以前も取り上げた、任天堂の横井軍平さんが言う「枯れた技術の水平思考」でモノチューブの良さも再確認できました。しかし、ツインチューブ構造はモノチューブよりも古い歴史があり、こちらの方がより前記の言葉に当てはまります。その状況に一番適切な製品を選ぶ目を養い、お客様に最善の助言ができるよう努めて参ります。
このFFXは街乗りでもサーキットでも使った事があり、その可能性の大きさは確認していますが、それが何処までなのかを確認してみようと思います。