試乗車BT1100ブルドッグのマスターシリンダーとクラッチホルダー

 本日は祭日で電話が少なかったため、BT1100のブレーキマスターを交換しました。いくつか候補がありましたが、部品入手の容易さと価格を考慮しCBR600RRのリザーブタンク一体型のセミラジを選択。無効ストロークを減らすための少加工を施しました。試乗は明日以降になりますが、使用感によっては違うマスターに再度交換することも視野にいれています。

 クラッチ側もホンダの車両を流用しメンテナンス性を向上し、レバーの形状も好みになりました。ブレーキ、クラッチ共にピボット部に砲金ブッシュを使用し、クリアランスを現物に合わせ2/100mm程度まで詰めることにより、ガタを無くしとても滑らかな作動性を実現しています。

 このBT1100Bulldog試乗車なので、どなたでも乗って頂けます。

 11月中にはフロントのシム組とスプリングレートの見直し、12月末から年越しで面研で圧縮を上げたうえに、カムシャフトやムーヴィングパーツの作動抵抗の低減を図る予定です。マイナー車種のうえにツーリングバイクのイメージが強いので、この様な車両をどこまで詰められるのか、自分自身も世のBT乗りにも良いたたき台になると思います。20141013214142.JPG20141013214237.JPG