FG、新たな展開。

 お客様に提案しFQEco11定価89、000円の品に、当社が設定した規格を通過するための測定や表面研磨を施した特別仕様が依頼頂きました。

 価格はダンパー本体に追加で10万円弱かかります。ただし、すべて手組みでエア抜きも途中で妥協せずトコトンまで行います。この辺りはプレミアムライン・オーバーホールと同様です。シリンダーやロッド径、シム組の確認、ガス圧からバネ定数とありとあらゆる面で測定を行い、基準品から外れた場合は交換します。

 もちろん車両に取り付けた後のセッティングも行い、納得できなければ取り外して、再度設定変更して組み直しまで行います。

 同様の内容はFZ1フェザーでも依頼頂いており、そちらも同時進行で進めております。こちらは前後オーリンズ仕様とし、タイア、ブレーキパッド、エンジンオイルなど走りに関する部分をすべて私が演出し、セッティングまで含め総指揮を取らせて頂きます。このフェザーは総額70万円の予算を頂いており、セッティングパーツも豊富に用意して最良のバイクを創り上げます。色々と課題も多く、お客様には長くお待ちいただいておりますが、飛び抜けた仕上がりの車両を製作し、提供してゆきたいと思います。

 昔、ホンダエンジンに対する評価の「機械式時計の様な」という仕上がりを、バイクの乗り味にも感じて頂くために、日々最善を考えています。

 

 201941705020.JPG201941705146.JPG20194170535.JPG201941705337.JPG201941705410.JPG