FiioのBTR7

 8月から人気で品切れだったFiioのBTR7を購入しました。

ディスプレイも必要十分で便利でした。
なんだか色々と良い部品が投入されているようです。

 音質はどうなのか?気になります。

 という訳で早速手持ちの品と比べてみました。

 BTR7とGo blu
 ifi audioのGo bluは結構気に入っている品です。これと比較すると音質は違うけれど、視座の高さは同じでした。価格は若干BTR7の方が高額ですが、筐体の大きさやディスプレイの有無が金額に反映されているのでは無いでしょうか。

体積比でBTR7の60%程度の大きさに感じました。

 Go bluはやはりディスプレイがないため、どういった接続でどのようなモードなのかがやや分かりづらい点がBTR7に劣ります。ただ音質面で言えば甲乙つけがたい、両者ともにやや違う個性を持った優秀な機器です。

ディスプレイが有るのはわかりやすくて良いです。

 eイヤホンのYou Tubeでかわちゃんがレビューしている通り、BTRの方が広がりがありGo bluは音が中央に集まった印象ですが、前者のカッチリしたデジタルっぽさに比して、Go bluは丸みのあるアナログ調だという評価は、聴いて納得です。

 GRYPHONと比較して
 圧倒的とまでは言いませんが、明らかにGRYPHONに軍配が上がります。しかし価格は2.5倍弱。当然の結果でしょう。音の広がりという点で圧倒的に違いを感じました。

外環が格好良いのもグリフォンの好ましい点。

 ですが外観等の好みを除き純粋に音だけに焦点を絞れば、BTR7やGo bluでも十分以上の音質だと感じます。

 私の経験では15万円のDAP、Walkman WM1AM2を100点とするならGRYPHONとiPhone12miniの有線接続で95点。

 BTR7とGo bluなら85~90点位の印象です。3万円前後の出費ならば費用対効果でこの両者が圧倒的に有利です。

 有線接続とBTで違いはあるか
 接続方法で違いが有るのは論理的にも明らかですが、その違いがどれ程なのかは当人の感じ方次第なので、主観でしか伝えられませんが明確な差を体感できました。

 有線接続だと明瞭で見通しが良いとか、音場が広いと評され、確かにその様に感じました。他方BT接続は視座が一段低く、音がボヤけ濁っている感触です。

 ですが上流(音源、プレイヤ)と下流(イアフォン、ヘッドフォン)で考える時、下流の機材を選べる点でBTR7は十分に魅力的です。そうでなければBTイアフォンとヘッドフォンでは、それら有線と比べ明らかな差があるからです。

 オーディオに関する出費を考えると
 ポータブルオーディオに数ヶ月で100万円以上をつぎ込み、色々と試して観た結果、自分の満足できるポイントを把握できれば、意外と安価に満足出来ます。

 外観や高い機材を持っている等の見栄が有線されると数十万円の機材を所有するハメになりますが、しっかり妥協点を見極めるのが、やはり重要になりそうです。

 この様に考えるのも10代から20代に掛けてバイクにお金を使いすぎて、生活費にも困るような状態を経験した愚か者の私だからこそ、バイクでもオーディオでも必要以上の投資は単なる散財、浪費でしかなく自分の人生を貶めることに繋がるので、使いすぎには注意して欲しいと感じているお節介な40代のおじさんになりました。

DACアンプを用いるならウォークマンA105を軸にして、かなり良い音を楽しめます。

 まとめ
 話はそれましたが、スマートフォンに有線直差しかワイアレスイアフォンで聴いている方が、2~3段上の音を聴きたければBTR7はUSBでもBT接続もありなので、とても便利で価値のある一台です。

BTR7、A105にD7200の組み合わせで、かなり心地よい満足感を得られました。

 本題とはそれますが、ウォークマンマンのアンドロイド搭載現行3機種を使った私の感想はA105にDACなどを組み合わせプラグの差し込みに自由度をもたせるのが一番オトクだし、楽しめます。

 A105にDACを推奨します。逆にDAP一台でまとめるならZX507が追加の出費もなくなり良いのですが、一番最初に9万円弱(中古でも5万円弱)のお金が出てゆくし、DAPをあれこれ変えて遊びやすいという面で、A105の方がやはり楽しい気がしています。

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