OZのホイール

 軽量ホイールの利点と不利益

 ここ最近、自分のBT1100に軽量ホイールを取り付けようかと考えています。選択肢としては、付き合いのあるACサンクチュアリ様が扱いOZのホイールです。

 これを入れる理由は大別すると2点ありますが、それを説明します。

 軽量ホイールの恩恵

 軽量ホイールは良い面ばかりが取り沙汰されますが、実は問題も起こります。
 良い点としては、取り回しが軽くなるので、疲れづらい。

 方向転換が楽になるので、機敏に車線変更やコーナーを曲がれる。危険回避も容易になる。

 フロントホイールを軽くすると驚くほど減速性能が向上するので、危険回避に繋がる。

 見た目が良い。

 これらが主に言われます。では以下に起こりうる問題点を列挙します。

 価格が高い。

 ホイールが軽いので、慣性が弱まり直進安定性が悪化する。ほんの少しの入力で車両が向きを変えるので、直進時にかなりフラフラする印象は拭えない。

 ブレーキは効くようになるが、聞きすぎないように調整が必要な場合もある。

 それでも社外ホイールを採用する理由

 やっぱり格好良いですから、交換したくなります。今回、交換しようと考える一番の理由はこれです。

 次に商売の面から販売を考えると、実物を用意してあるのは購買意欲をそそると思いますので、用意したいのです。この2点が交換を進める理由です。

 それでは上にあげた問題点をどのように解消するのかを考えてみます。
 直進安定性が落ちるのは、車両姿勢で解消するのが一番ですが、極端な変化は操舵を悪化させますので、各種項目を変更し暴れやすくなる前輪をシットリと落ち着かせます。

 この点からわかるのは、微細で思い通りになるサスペンションが必要です。つまりホイール交換を行う前にはサスペンションの交換やそれを前提としたセットアップが必須となるのです。

 と言う訳で

 そのような訳で、フルアジャスタブルに改造していたBT1100のフロントフォークを、オーリンズの正立フォークも同時に投入するつもりです。

 このフロントフォークも販売面から交換を考えていますが、それ以上にこの品はかなり出来がよく価格に見合うか、それ以上の性能を有しています。