医者とオーバーホール
二月の末に右手中指を開放骨折して、現在は通常営業可能なところまで治っています。
写真で見せるのは少々気がひけるので、今回は文字だけにします。
この手の修復は、「骨がついた」「指を縫った」「ピンを入れた」など字面では同じ作業に思えますが、実際の仕上がりは、お医者様によりかなり変わる点がサスペンション(に限りませんが)オーバーホールと同質だと気づきました。
骨がつき抜糸も終えましたが、中指は折れ捻れた状態でついてしまいました。自分の不注意から招いた怪我ですから愚痴を言う気はございませんが、同じオーバーホールでも単にオイル漏れが治るから、新品以上に仕上がる場合まで様々です。
しかし折れ捻れた指は普通の方とは違った使い方もできるのではないかと、考え方によって非常に有意義なのではないかと思います。
皆様もオーバーホールに出される時には、価格と納期だけに捉われず本当にご自身の考えた通りの仕上がりになるのか、お店の能力を吟味されてから依頼されたならば、後悔も少なくなると考えます。