本を読もう
私が本を読むのは強いられて(勉強)の事ではなく、好きで読んでいるだけです。
その読書が自ずと学習に結びつくのはありがたい事ですが、本の中身は様々です。物理、宇宙、バイク、思想、哲学、小説、参考書から随筆などもです。
今日はアルバイトの中村と込み入った話をしました。高校を卒業したばかりの彼は、読書の経験がほとんど無いそうです。なぜこの様な話をするのかと申しますと、私が書いた指示書の内容を全く理解していなかた事で、その顛末を詳細に分析した結果行き着いたのは「読解力の不足」だと感じたため、読書の重要性を中村に説いたのを切っ掛けに、ブログに書いてみようと思い立ちました。
明確な意識を持って臨んだ読書ですが、なぜ始めたのかはハッキリとした危機意識からです。中学生で読書もしないのは恥ずかしいと感じていました。なぜその様な感覚に囚われたのかは、いまだに不明です。
同様に、敬語を使う様になったのも中学一年生からです。同級生の一人称がほとんどの場合「オレ」であり、子供っぽいと感じたのかもしれません。
最近読んでいる本と、昨晩久しぶりに見た討論番組の動画に「美意識」という言葉が繰り返し述べられています。フロントフォーク、ダンパー、車両運動のセットアップで私が重点を置くのは美意識です。例えばシムの並びも実は、美しさがとても大切です。メーカーの純正でも他社で組み直した品でも、シム組に美しさを感じた事はございません。唯一FGはそれを持ち合わせています。
多種多様な本から得た着想を元に、私の作る車両は仕上がっております。その文脈(Contesto)を乗ったバイクや車から感じ取っていただけたなら嬉しく思います。