削り部品製作
もて耐用に改造したフロントフォークの手直しを行い、作業を終え出荷しました。
減衰力の強さを変え整備性を向上させるために、部品を作り直すなど内部では大幅な変更が施されています。
スプリングカラーは鉄とアルミの組み合わせで、簡単に仕上げてありましたが今回は17Sを削り二分割構造とし、これによりトップキャップ の脱着が容易に可能となり、材質をアルミに変えた事で肉厚を持たせられるため、部品同士の嵌合にも安定感が生まれました。
減衰は伸び、圧とも大幅に増してあります。伸びは最強付近で使っていた為に、現場からの要望で現状を真ん中くらいの硬さにしました。圧は悪くないダイアル位置でしたが、ダイアル変更のメリハリを持たせる為に少し強めに減衰を増してあります。
今週の末にまたテストがあり、8月後半は本番を控えていますのでこれからが本番です。