自社製部品製作
ZX-9RのFGをオーバーホール依頼頂き作業を進めていますが、リアショックを外す際にエンドアイが破損したため、新規で作る事になりました。
折角なので他の図面も引いて、自社製ダンパーの下地を作ります。基本の寸法や製造方法を小野寺と打ち合わせを行い、図面を完成させました。少しづつ準備し、試作部品で確認を行います。今年は販売の予定はありませんが、年内に1〜2本は試作品を完成させ実車にて確認を行ってゆきます。
最初はリザーブタンクなしのイニシャル、伸び減衰、車高調整を行える基本形を考えています。ここで重要なのはシリンダー、ロッド、ピストン、シムだと考えます。これは機能面ですが今後販売を考えるならば、その外観が大切になりますので、意匠性も詰めて行かなければなりません。
楽しみなのは、ピストン形状によるオイルの流れが乗り味にどう影響するか?キャビテーションの起こりづらい、素直な性能を出せる形を模索します。