モンローのダンパーを作業中
旧車乗りにはマルゾッキやコニーが注目の的のようですが、モンローファンの方もいるようです。
数年前に依頼いただいたモンローのオーバーホールを紹介したブログをご覧いただいた方から、新たに依頼がありモンローのオーバーホールを進めています。
溶接タイプのダンパーはその性質上、どうしても大掛かりな加工を必要とします。今回も純正のボディーを削り取りアダプタを製作し再利用可能にします。30〜40年前の品です。開けると強烈なオイルの悪臭が周囲を包みます。
リバウンドストッパーと呼ばれる衝撃吸収用の部品は朽ち果て、ボロボロになってダンパー性能に問題を起こしていました。それらの問題を解消し、製図を終えたこれからは、実際の部品制作へと写ってゆきます。2週間程度で作業をえる予定です。