良いか悪いかの判断は簡単ではない
良し悪しの基準は選り好みもあるでしょう。
今回はカメラの話です。
私の初めての一眼レフカメラは、CanonのKissX7です。ついでKissX8i。この次にミラーレスのEOS RP。そしてNikonのZ6とZ50。一眼レフではファインダ(小さい窓)を使っての撮影が難しく背面液晶での撮影でした。
ミラーレスカメラは構造上ファインダ(小さい窓)と背面の画質は基本的に同じです。一眼レフのファインダは鏡で写し込んでいるだけで設定による変化は反映されません。だから撮影しなければどのような明るさになるのかが分からないのです。
そういった事もあり一眼レフにはなんら思い入れも干渉も持ち合わせてはおりませんでしたが、フォトヨドバシの作例を観るにつれNikonのD800という一眼レフの画質に惚れてしまい、安価な中古品を購入するに至りました。
何が言いたいのか?D800を使ってわかりましたが、ファインダの観やすさと画質が驚くほど良くて、使ってすぐ好きになりました。これまで一眼レフの存在意義を感じていませんでしたが、D800のおかげで一眼レフが好きになりました。つまり一眼レフという枠組み(カテゴリ)を好き嫌いになる要素として、どのような機材を使用したかで好みが決まることがある。
一台のバイクとうまく関係を構築できなかったからといって、その製造会社全体を排除するのは筋違いという訳です。ここで表題に戻りますが、使う道具によってその道具が存在する枠組みの好き嫌い、または評価が変わるのです。ですから評価を行う際は何がどうなって、良し悪しの判断に結びついたのかという分析を常に行う必要があると考えます。
皆様もこの分析を楽しんで頂ければ、サスや車体のセッティング技術が向上すると思います。
絵柄が違うのでどちらかに優劣がある訳ではありません。両方とも楽しく撮影できます。