識学を読む「リーダの仮面」
リーダシップ論にさほどの興味はないのですが、平積みされていたので何気なく中を読むと、とても面白く購入しました。
書籍を読み終えたあとで「識学」をYou Tubeで検索すると著者で株式会社識学の社長、安藤広大さんが出てきます。書籍だけでなく動画も面白く拝聴しました。
要するに熱血リーダーではなく規則、論理、筋を通し、感情を全面に出すのではなく、利益を優先する=企業の本質を大切にしようと言うのが根本に有るのかと思います。
友人同士で集まり何かの集団を作るのであれば、面白く楽しければそれで良いでしょうが、会社やレーシングティーム、スポーツチームは利益、優勝などの目的をもった集合体ですから、その目標を達成する最短を征くには何が優先されるのかを考え実践するのが識学なのでしょう。
この3年で父が老齢から現場を退き病院におります。これまでは現場で作業だけを主にしてきた私も、お金の回し方を考えたり会社としての方向性を模索するなど実質的な経営者になりました。開業後15年も従業員との人間関係には悩み神経を使ってきましたが、ここ最近は光明を見出しこの識学の書籍を読むことで更に明確になった気がします。
会社や組織における人間関係に悩む方は一読の価値があります。