試乗を終えました。
MVアグスタ・F3の試乗を終え、車体が完成しました。
3気筒なのでエンジン重量はそれなりにあります。そのため、四気筒に近い感じのセットにしました。ただ、1000ccほどの加速と重量はないので、600ccの動きにより近いと思います。
フロントのスプリングはFGが8.8Nmを送ってきましたが、考えた末に9.3Nmへ変更しました。シム組はほんの少し変えましたが、ほぼイタリアから届いたままです。なかなか良い設定でした。リアのバネは85Nmです。他メーカーもこの辺りの数字になっているようです。
今後はABSユニットの逃がし方を確立すれば、安心して販売できる素晴らしい製品でした。
金額はフロントのキットが¥238,000。リアのFFX31jは¥197,000.取り付け工賃はABSの逃がし加工抜きで¥40,000です。非常に高価ですが、それ以上の価値を届けられる、上質な車両に変貌するための要素だと感じました。
今後は自身のBT1100に同様のセットを考えています。このキットの販売数を増やし「また乗りたくなる、楽しい」車両を増やしてゆくことで、お客様に喜んでいただきたいと思います。