ワークスパフォーマンスを改造
アメリカのワークスパフォーマンスを改造しました。
インチサイズのロッド、割れてしまうブラダ、交換部品が国内在庫していないガイドブッシュなど多くの問題を抱えています。
伸び減衰はオリフィスとシムで生み出しますが、圧は球状のチェックバルブをスプリングで押して生み出します。これは呼び方を忘れましたが、よくある方法です。オリフィス径、バネ定数、イニシャル量で減衰を変えられるので、面白い仕組みだと思います。
昨年開発した、ワークスパフォーマンスのロッドをSGSA14へと交換し、ガイドブッシュとオイルシールはミリサイズを使えるようにすることで、今後のメンテナンス性を向上させてあります。
ブラダも、ショーワの製品が使えるようにアダプターを作ります。ブラダは本来の大きさではない為、アダプタ側を微調整して収まるようにしています。
取り付け部分のブッシュは代理店の在庫がなく、材質も変わったそうなので、樹脂で造りました。樹脂も多くの材質があるので、どこに何を使うかは今後の研究対象でもあります。
スプリングも塗り直したので、合計で14万円程度かかってしまいました。しかし、今後はメンテナンス費用だけで済み、基本工賃3万円で終わります。