オイル交換、ネジ切、猫

　昨日の午前中に電話があり、エンジンオイルの交換依頼がありました。時間調整をして、納品前に来ていただき作業に掛かりました。

　昨年の秋に前後サスペンションのメンテナンスを依頼頂いた、GSX-R1100でした。その際にエンジンオイルの話もしていたため、気に掛けていたようです。私の持っている簡単なオイルの知識と、オイルもタイアと同様に交換で楽しめる要素があるのを説明差し上げました。使ったオイルはヒロコーのエキスパートスペシャル１５W-50です。

　その時にお客様からの情報で「サスペンションオーバーホールで、細かい反応が変わった」と教えられました。基本的なセットが上手に出ていたため、大きな変更を施さずにほぼ入庫状態で納車したので、オーバーホールだけの比較ができたようです。アクセルを開けた時に、リアが沈み込むような感覚がなくなり、開ければスッと車体が前に進むようになったそうです。こういった情報はとても有益で、オーバーホールでどう変わるのか興味を持たれる方に、よい事例として紹介できます。

　最近は暑くなり、セミも鳴くようになりました。猫達も車の下で涼んでいます。

　旋盤でのネジ切もだいぶ納得できる仕上がりを得られるようになりました。ですが仕上がり近くでは、微細な切り込みを繰り返す必要があり、手作業で回転も遅いためさらい刃も使えず、地道に切削を行わなければならず、時間がかかります。色々試したのですが、最初の方に切り込みを大きくとり、徐々に減らしていくと、面が荒れるため、どうも納得できませんでした。今後は切り込みや回転のバランスを変え、早く仕上げるのを目標にします。