バイクで走るのと歩くのでは受ける印象が全く違う。
前回のブログではGSX250Rでエビス東を走り、車両について焦点を当てた内容でした。
今回はエビス東を歩いた印象を話します。
ホームストレート
ホームストレートは下っています。100m~50m看板の中頃から上りへと変わります。
一コーナー
かなり登っており、コーナー内側は平坦な印象ですが、アウト側へ向かうに連れ強烈に登ります。小排気量や力のない車両では速度の落ち込みが大きいので気をつけています。
2コーナー
緩い左からキツく回り込む複合コーナーです。曲がりそこねると外側の段のある縁石に乗り上げ、怖い思いをしますので、気をつけています。ただ怖がって内側に寄ってばかりだと後がきつくなるので、思い切ってアウト側から回り込むようにします。
切り返し
切り返しはライダーの技量が観ていてわかりやすいので、観察ポイントとしています。走る方に回ると、自分の技量が低いのが身にしみます。
コースとしては1つ目の左でしっかり曲がらないと下りの直線で速度が伸びません。でもこの左の縁石に乗って転倒しないか心配なので、少しづつ試しています。
GSX250Rなら加速しながら右へ倒し込み、加速して行けますがフロントがかなり跳ねました。ですが、十分制御の範囲内なので、そこは開けて気にせず全開にしています。
下りの直線
GSX250Rだと130Km/hしか出せませんでした。そのお陰で恐怖心はありませんが大型バイクだと短い直線で前回にするのは最初は怖く感じました。
28R(一ヘア)
下りからきつい曲率のヘアピンはフロントブレーキを握る練習としては最適です。思っている以上に握り込んでも、フロンっタイアは音を上げないのですが、まだまだ限界まだ探るほどではないので、コチラも少しづつ試しています。
上手に加速すると下りから上りに切り替わる瞬間にエレベーターで上昇するかのような、上からの強いGがかかり楽しめます。
300R(緩い左コーナー)
GSX250R程度なら直線かと思うほどの緩いコーナーですが、600ccともなると、右ヘアピンから300R、そして次の左ヘアピンが複合コーナーに思えます。
歩いて身にしみましたが、この上りは先程の下りストレートと同程度化それ以上の勾配があります。一ヘア出口でしっかり加速しておかなければ、速度が載らないので意外と難しいコーナーです。
21R(便所コーナ)
通称便所コーナーです。
左コーナーが不得手な私には、このコースで一番難しく感じます。
ライン状に路面の荒れた部分があり、下手な走り方をすると前後ともに滑るので十分に注意して、走る場所を選びました。
ただこのコースをBMWのS1000RRで59秒台で走るライダーの方は全く意に介さず走っていたので、このあたりは車両や腕でごまかせるのかも知れません。
200Rから100Rへ
緩い200Rから100Rへはかなり高い速度で侵入します。車両によっては200Km/h近いと思います。GSXでは130Km程度なのでそれほど怖く有りません。
このコースでは珍しく走りやすいレイアウトで下っているので、私が一番好きなコーナーです。最終コーナーへ向けて極力高い速度を保てるように注意しています。
ここでも100Rを抜けた短い直線区間(車体はまだバンクしている)でフロントが盛大に跳ねます。それでも対して問題は無いので速度を重視してそのまま加速を続けます。
最終コーナー(30R~50R)
今回走って気づいたのですが、ここは入り口の30Rを倒し込み区間と捉え、50Rで旋回するような考え方で曲がってみました。
以前はZX-9R(C型)で6秒台後半が自分のベストタイムですが、大きいバイクだと恐怖感が先に立ち、試すということがあまり出来ませんでした。
昨年VTR250(インジェクションモデル)で走ってみて、加速の悪いバイクで走ると色々な発見があり、今年はGSX250で集中的に走行しています。その恩恵が上記の考え方の切り替えに結びつています。
50R~400R(ホームストレートへの上り)
直線的に駆け抜けると路面の悪い箇所があり、振動を生みます。特に小排気量は振動で速度が伸びなくなるので、気をつける点です。
雨が強くヘビーウエットの場合は、トルクの強い車両においては、リアタイアが滑ることも在るので意外と注意が必要です。
帰ってきてホームストレート
急登を登り切ると下りのホームストレートに変わり大排気量ではフロントが浮いて、最初はかなり怖く感じました。
慣れてくれば良いのですが、ライン取りを間違えるとフロントが浮いたままピットレーン寄りを走行して一コーナーへのアプローチが滅茶苦茶になりますので、気の抜けない場所です。
今回はエビスサーキットを一周は知ったている時に考えている事を開陳しました。楽しんで頂ければ何よりです。