ATH-IEX1のイヤーピースを交換
高音域の音質が刺さるような印象のATH-IEX1。どうにかならんものかと試行錯誤しております。
グルーブオーディオのケーブルを2種類購入し、それも試しています。こういったものは良い点と悪い点がある、いわゆるトレードオフなのが普通ですから、早計に判断するのではなく、使い込んでから報告しようと考えています。
その中でも前から試したかった事を実践しました。
イヤーピースをヴィクターのスパイラルドットに交換
音質面もありますが、オーディオテクニカの付属イヤーピースはやや硬質で耳が痛くなります。Sサイズなど試したのですが、どうにも上手く行きません。以前のブログでも紹介したVictorの完全ワイアレスイアフォン・HA-FW1000TのイヤーピースをATH-IEX1に取り付けました。
かなり良い感触にニヤつく
もちもちして収まりのよいイヤーピースだと感じていましたが、このスパイラルドットのイアーピースはかなり私に合うようで、音質も装着感も好印象です。
ヴィクターのサイトではクリアな音質とありますが、材質の問題からかクリア差を損なわないのに音が少し柔らかくなるように感じました。
イヤーピースにどれほどの音質効果があるのか、私にはその比率はわかりませんが材質自体が硬ければ当然ながら音は硬質になるはずです。逆もまた真なりで、材質が柔らかければ音質は柔らかくなります。
とい訳でイアフォンの基本特性に合わせ、ケーブルやイヤーピースを好みに整えてゆくのは面白そうです。
ゼンハイザーのIE900やVictorのHA-FW10000のようにやや当たりの柔らかい音質のイアフォンに買い換えれば良いとも思いますが、どちらも効果だしATH-IEX1は評価がそれ程高くないので中古の買取相場もそれなりなので、買い替えにやや不利です。
そこで何とか音質を好みにするような努力をしているわけですが、最終的にはイコライザで上の方を、具体的には2K以上を好みに合わせて削るのが一番手っ取り早いようです。そかし安直にそこに手を伸ばすのではなく、バイクや車のようにハード、機械的要素を極力底上げというか好みに寄せた上で最後の補正としてイコライザで調整するのが良いと考えます。
ZX507は割と細かく調整できるので助かります。
その基本思想は、減衰調整やイニシャル調整に頼るのではなく、バネ定数と減衰設定(シムやオイルの番手等)で基本をきっちり仕上げた先の微調整のほうが質感が高い事を経験値として知っているからです。
そしてここで得た経験を元にして次の製品選びの基準値が自分の中で明確になるとともに、要素をしぼれるため(例えばこの程度の高音の刺さりはイヤーピースで解消できるな、等)、選択の基準値、水準が高くなります。
そういった処で少しづつ知識と経験を蓄えて、遊びながら成長してゆこうと思います。
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[…] オーディオテクニカのATH-IEX1を購入して2ヶ月ほど聞いておりましたが、その間にDAP(要するにウォークマン)をZX507からNW-WM1AM2に変え聴き込んでおりました。 […]