R1300GSのローダウン ”LGN” 開発開始

BMW R1300GSのLGNローダウン開発開始!

いよいよ実車が弊社に入荷し、注目の BMW R1300GS を対象にした LGNローダウン の開発が本格的にスタートしました。このプロジェクトは約2週間という限られた猶予の中で進められる予定で、慎重かつスピーディな作業が求められます。


開発の進行ステップ

今回のLGN開発は、理論構築はすでに完了しており、細部を詰める段階です。以下に、開発の主な進行手順を説明します。

  1. 実寸測定とレバー比の算出
    最重要課題はレバー比の算出です。車体の実寸を細かく測定し、正確なレバー比を計算することで、サスペンション動作のバランスや下げ幅の最適化を図ります。これが基盤となるため、特に慎重に進めます。
  2. 前後ショックの取り外しとスプリングレートの測定
    実際のサスペンションを外し、バネ定数を綿密に測定します。このデータをもとにメーカーが想定する荷重要件を再確認し、安全性を担保する設計を行います。
  3. 部品同士の接触確認
    ローダウン後に懸念される部品間の接触がないか、入念に確認します。とくにオフロードモデルでは作動範囲が広いため、細かいチェックが必要です。
  4. 電子制御のエラー確認
    BMW特有の高度な電子制御システムに対応するため、エラーが発生しないか確認します。この作業は純正の信頼性を損なわないローダウンを提供するための重要な工程です。
  5. 記録の徹底
    全ての寸法や設定を記録として残し、万一のトラブルやバージョンアップ時に活用します。これにより、未来の改良や新しいモデルへの応用も可能となります。


LGNローダウンがもたらすメリット

BMW R1300GSはアドベンチャーモデルとして優れた走行性能を誇りますが、車高の高さに課題を感じるライダーも多いです。LGNを適用することで、足つき性 を大幅に向上させ、街乗りやツーリング時の快適性を高めます。それだけでなく、サスペンション性能の向上も兼ね備えており、「下げても走りを損なわない」点が大きな魅力です。


今後の予定

この開発プロジェクトはまだ序章に過ぎません。進捗に合わせてブログやSNSで情報を随時公開し、R1300GSのローダウンに興味をお持ちのライダーへ最新情報をお届けします。LGNの真価がどのように発揮されるのか、ぜひご期待ください!


まとめ

R1300GSにおけるLGNローダウンは、ライダーに新たな選択肢を提供します。特にアドベンチャーバイクにおいて、足つき性の向上と走行性能の両立は大きな価値があります。弊社は常に「新世代のローダウン」を追求し、細部まで徹底的に作り込んだ製品を提供し続けます。

ぜひ今後の展開に注目してください!

 

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