ホンダ、アコードに試乗
ホンダ・カーズ東葛の南柏店でアコードに試乗しました。
配達で道を走っている時に見かけたアコードの、リア周りの形状が上手にまとまっていたので好ましく思い、試乗を申し込みました。
感想においては、サスペンションの評価が主になりますが他にも気付いた点を書いてゆきます。ホイールベースは2775mmもありました。それほど長くは感じません。着座位置と頭のポジションはホイールベースの中心辺りに来るので、ピッチングに対する許容度は大きいようです。BMWでは3シールズくらいの車格です。
動き出して一番に感じたのは、アクセルを開けてゆく際の反応がエンジンとは違います。0スタートから「ッグ」ではなく「スル」と動き出し慣れませんでしたが、これは乗り込めば良いのかと考えました。しかしすぐにそれは間違いだと理解しました。これは次のブログで書きます。
ブレーキを踏みこんだ反応もアクセルと同様に少し唐突に感じました。以前試乗したCH-Rよりは穏やかですが、初期がやや効きすぎに思えます。
ダンパーを含めたサスペンションは特に不都合もなく、一般の方が普段使いに用いるなら十分な乗り味です。ハンドルを入れた際の反応も、過度なロールは起こらずに、ヨーも適度にでるため綺麗に頭が入り旋回を始めます。昔乗っていたEGシビックとは比較にならない程、上質な乗り味です。
モーターからエンジン駆動に切り替わるように少しアクセルを踏み込みましたが、聞こえてきたエンジン音はホンダらしさを感じる心地よい音でした。この車の一番良いと感じた点です。
価格と併せた総合評価は「悪くない」と言った感想です。衝動的に購買意欲を掻き立てられる程ではありませんでしたが、悪い部分を潰して完成度を上げたような車だと思います。繰り返しですが、Cピラー(であっていますでしょうか?)からトランクへかけての形状がかなり格好良く、好きなポイントです。