Dトラッカー125のフロントフォーク

 茨城県のKⅡプロジェクト様から依頼があり、Dトラッカー125のフロントフォークをオーバーホールしました。

 片方にバネ(減衰無し)、もう片方にカートリッジ(バネ無し)の昔からある低コストを意識した作りのフォークです。バネ側はアクスルブラケットを取らなければ、バネが外せない割と面倒な作りです。

 減衰側は非常に簡単で、カートリッジもすぐに分解可能です。こちらは減衰調整式に改造することもできます。伸び、圧のピストンを交換したり、カートリッジ丸ごと交換の上で調整式に改めるなど、楽しめる作りです。しかし、純正のままではとても簡素な方法なために、オイル以外で減衰の変更が出来ません。今回はヒロコーの20番を使いサーキット走行に向けて変更を施しました。

 リアサスはFGで46ピストンのフルサイズボディーと(¥99,000税抜き)と36ピストンのミニバイク向け(¥82,000税抜き)を製作した実績があり、上質な乗り味を求める方には、最適なダンパーだと思います。

 

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