DucatiのSport1000を改造

　激しバイク屋ガレージアトラクティブ様の依頼で、DucatiのSport1000を改造しました。

　フロントはオーリンズのスプリングと交換し、オイルも換えました。リアは純正からオーリンズのTTｘを取り付けるための改造を行っています。ベースとなるTTｘの選定には、ラボカロッツェリア様と相談し、狙いに近い値のモデルを教えてもらい、それに大幅な改造を施してあります。

　乗った印象は、フロントはバネ定数を変えた事で適度な沈み込みと戻りを実現できました。リアのTTｘはツインチューブの動きの良さが伝わってきます。ベースとなったTTｘはBMWのフロント用ですが、シム組、スプリング、ソリッドピストンに加えエンドアイも加工を施し取り付けてあります。現車合わせで造り込めたのでとても楽しい車になっています。クラシカルなイメージを壊さないように、前をパタパタ動かしリアはどっしり構える動きで、安定感を持たせてあります。コーナー入り口のダイレクト感よりも、ストレートでブレーキを終わらせてパタッと倒し、その後はアクセルをどんどん開けて行ける仕様です。

　なかなか楽しい仕様に仕上がりました。