どうでもいい話、ゴッドファザーを原語で聴く

 ゴッドファーザーⅡはイタリア語が多く聴けます。

 以前はイタリア語学習のため、ありとあらゆる手段を講じました。イタリア語に近ければ少しでも役に立つと考え、紅の豚をフランス語で聴くこともしていました。 

 ゴッドファーザーⅡは、ヴィト・コルレオーネの回想シーンでシチリアの話が出てきます。そこを原語で聴くと、訛り(dialetto)が強く殆ど分かりませんでした。

 君の名前は?をイタリア語で言えば「コメ ティ キアーミ(come ti chiami)」となります。これは聞くのchiamareの再起動詞chiamarsiの二人称単数形です。これがゴッドファーザーでは「コモ テ キアーミ(como te chiami)」と聞こえました。このくらいなら何とか理解できました。少しスペイン語風な響きです。

 昔イタリアへ旅行へに行った際、深夜列車の中で他のイタリア人らしき人たちが、イタリア語らしき言葉で話していたので「何語で話しているのですか?」と問うたところ「ナポリ訛りだよ」と教えてくれました。カミさんの実家は青森県の弘前の隣ですが、義母は訛りが強く、話の半分は理解できません。それに近い印象です。

 マフィアのファミッリィア(ファミリー)にガンビーノ一家があります。シチリア出身の知人エマヌエーラちゃんの苗字(cognome)はGambinoでした。珍しくはないようです。

 

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