ロッドの加工

 BMWの5シリーズF10、純正ダンパーのロッドを加工して減衰調整付きにしてみようと考えました。

 お客様の要望でディーラー整備を断られないために、極力純正部品を使うようにしたいからです。ロッドは400mmもあるので、中を抜くのは少々厄介ですが、これまでも300mm程度は抜いてきたので時間を掛ければ十分に加工は出来ます。

 E90の純正と違い伸び圧共にシムで調整する型なので、設定変更は難しくありません。シムも手持ちの部品で賄えます。難しいのはフロントのエンドアイが大きく、旋盤では容易にチャッキングできません。しかしこれを逆手にとって、エンドアイを切り飛ばしつつ、車高調整機能を追加してみようと考えています。

 かなりの大工事になりますが週末には作業を終えて、週明けの納車を目指しています。

 

 201911610211.JPG