どうでも良い話。

 普段からサスペンションとは関係ない話を書き連ねておりますが、今回も全くサスペンショとは関係のない話です。

 かなり昔から奥華子さんが好きでしたが、ごく最近しっかり聴くと、ピアノの腕前と歌詞の素晴らしさに気づきました。歌声はCMの高い声しか印象ありませんでしたが、ご自分の歌で高い音程はそれほど無いようです。
 昔、小室哲哉さんが売れる条件に「音域が高い」と上げていました。わかる気もしますが、エルトン・ジョンさんは私でも歌える程度の音域の中に素晴らしい表現力があるので、その条件も絶対では無いようです。
 私はキンキンする女性の高音域を好ましく感じないので、低音を上手に出せる歌い手さんが好きです。ウチのカミさんも喉を絞ったようなアニメ声でなく、自然な音域なのでそこも好きなポイントです。
「低音が好き」を紐解くとヴァイオリンよりもチェロが好きなのもそれが理由かもしれません。ソプラノサックスよりもテナーサックスが好きですし。

 奥華子さんのライブ映像を観ていると、同じ弾き語りでもギターとピアノとではだいぶ違うのを痛感しました。ギターは音域がピアノほど広くない代わりに、ヴィヴラートやちょっとした表現を出しやすい気がします。ピアノはダイナミックレンジの広さを生かし、大きな空間を連想させる躍動感が好きな点です。