車のダンパーにおける問題点

 34GTRのアペックスN1ダンパーをご依頼いただいています。

 以前から気になっていたのですが、リザーブタンクのないダンパーはエア抜きが大雑把になり、オーバーホール後すぐにもエアレーションを発生する事が、性能をより低下させてしまうので、何とかならないかと思案していました。今回はお客様から予算をいただけたので、エア抜き用の加工を行うことにしました。

 特にフロントは熱の影響も大きいうえに、隙間が無くオイル容量も少ないので負担が大きく、メンテナンスサイクルの短期化につながりましたが、今回の加工で安定した性能を長期間発揮できるようになり、うれしく思います。

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