毎日ロッド製作
NSR250SE、CB1200SFのSC54など毎日リアロッドを製作しています。毎日140~190mmのシャフトをドリルで貫通させていると、作業速度も速くなります。NSRやCBでは4.5mmで貫通し、7mmのリーマ仕上げ、M6のねじ切り、中ぐり加工と作業満載ですが、当初よりも半分程度まで時間を短縮できました。
サスペンションによっては12パイから14パイへ交換し、剛性を上げることで滑らかな作動性を得られる場合もあります。ツインショックに16パイのロッドはシリンダー径との関係から選択していませんが、そのような組み合わせのメーカーもあり、考え方次第です。シャフト径を太くすれば剛性は上がりますが、スライドメタルやゴム部品との摩擦抵抗が増えてしまいます。
モノサスと比較し2本サスは摩擦抵抗が2倍になり、シリンダーやシャフトを太くし過ぎるのは、問題が露見しやすくなります。