YZF-R1のリアサス、FG完成。

　R1用のリアサスが完成しました。いわゆるピギーバックタイプのFSM11です。

　ツインチューブが出るまでは、この形が最も効率が良いと言われていました。ホースで連結したリザーブタンクはブレーキと同じく、たわみの問題から反応遅れが出ると言われています。ホースが長くなればなる程、エア抜きも難しくなります。

　FQTのホース連結型をベースに、ずっと保存していたシリンダーヘッドを使い、現行色のアルマイトを施して組み直しました。シム組は過去のデータのままですが、いまでもそれほど悪くないと思います。

　価格は税抜き￥１６７，０００です。今後はこのFSMは製造を止めるそうなので、在庫分だけしか出てきません。これからはFFXと呼ぶツインチューブタイプへと移行します。サーキットで最高性能を求めなければ、シングルチューブの曖昧な面も街乗りには使いやすさになると思います。