ねじ切り加工いろいろ、ダンパとレンズキャップ
KONIのオーバーホールでねじ切り加工を進めていたので、ついでに自分のレンズ用保護キャップを造ってみたくなり、自作しました。
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![](https://sgfacendo.com/wpmain/wp-content/uploads/2022/10/PA250320-1024x683.jpg)
レンズキャップを作る必要があるのか?と問われれば「不要である」と一笑に付すわけですが、自分の技術水準を高めるため新たな挑戦になると考えれば、行動する価値はあります。
まずは簡単な寸法だけ抑えて、造りました。
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![](https://sgfacendo.com/wpmain/wp-content/uploads/2022/10/PA250326-1024x683.jpg)
ネジ部分は2mm、逃しは0.8mmなのでかなり難しい。25回転で加工を進めます。際まで切ってもキャップが奥まで入りません。
仕方ないので概要を知るために形を整えて、写真のような仕上げを施しました。
ここで問題点を把握出来たのでねじ切り用のバイトを研ぎ、ギリギリまでネジを切りました。そして36回転と少し早めの加工に切り替えました。
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とりあえず納得できる形状に仕上げる事が出来ました。
![](https://sgfacendo.com/wpmain/wp-content/uploads/2022/10/PA250330-1024x683.jpg)
![](https://sgfacendo.com/wpmain/wp-content/uploads/2022/10/PA250331-1024x683.jpg)
使い勝手や格好が良いかは別にしても、課題としていた技術面は解消できたので良しとします。
![](https://sgfacendo.com/wpmain/wp-content/uploads/2022/10/PA240315-1024x683.jpg)
Kenko、Hakuba、Nikon(保護レンズを購入する場合は、ネジ系、寸法を十分に確認しましょう)など保護レンズは多くあります。現代では完全に自動化されているでしょうが、40年前の保護レンズのネジはまだまだ工場の旋盤職人さんが造っていたであろう事を考えると、私もその人達に少しでも近づけるよう、日々、加工技術に挑戦してみるつもりです。