動画編集用のイアフォン【final E3000】の紹介、動画を始めるに当たり必要な機材

 自宅を引っ越したのですが、そちらのオーディオ環境を整えるため工場にあるDACやイアフォンを持ち運びました。

 そこで以前にも紹介したことのあるビクターのHA-NP35Tを使って動画編集をしていましたが、ブルートゥースイアフォンだとコンマ数秒の遅延があり、画像と音声のズレが判りづらく安価で良いイアフォンがないかと思案しているところで、音楽観賞用に使っているfinalというメーカーのE3000に目をつけました。

 E3000は販売価格が4000円弱と、それほど高額ではありません。一般にも手を出しやすい金額でしょう。私は昨年ですが高額なイアフォンとヘッドフォンを試していましたが、このE3000は価格の割には良い音です。

 用途が動画編集に限定されており、遅延を嫌うために有線に限定しそのおかげで無線接続と比較し、バッテリー非搭載で通信用のチップ等も不要ですから、その分は音質に振れます。

 当社の動画は再生数で利益を稼ぐ目的ではなく、自社の業務紹介や営業目的なので機材にお金を掛けないようにしています(といいつつ、動画を始めた初期は機材にかなりお金を注ぎ込みカメラ、レンズ、マイクと含めかなりつぎ込んでしまったのであります)。

 そういった意味ではこのE3000は安価で動画編集を始めたり、同時に音楽も楽しみたい人にうってつけです。

 ここからは動画編集に最低限必要なものを紹介しますので、興味のある方は参照して下さい。

 1 カメラ 動画配信を始めるならこれは最低限必要です。最初はスマートフォンから始めても良い。と言う話は耳にしますが、実際は中古のMFT(マイクロフォーサーズ)などが良いでしょう。私が使っているMFTはオリンパスのミラーレス一眼レフカメラです。私自身は今、NikonのZ7初代を使っています。この2台のカメラは動画よりも写真向けですが、業種によっては商品撮影も綺麗に行なえますので私のお勧めです。

 2 PC 凝った編集をしなければメモリは16GBあれば、なんとかなります。自宅ではMacBookAirのメモリ8GBを使っており、それでは間違いなくパワー不足です。最近のM2チップ搭載で24GBなら良さそうですが、価格が高いので次で例に上げる中古デスクトップを推奨します。

  工場のメインPCはマウスコンピューターのゲーミングPC、メモリ32GBでグラフィック6GBありこれならとても快適で、書き出しも満足できますがやや高額になります。私は中古を用いています。

 3 マイク SHUREのMV7がお勧めです。音質も良いし見た目もかっこよい。オーディオインターフェースも不要でPCに接続と設定を行えば使えます。

 音声の録音もPCに内のメモリに記録されますので作業手順が省け、楽です。

 4 動画編集ソフト PC環境がMacならiMovieという純正ソフトがお勧めです。無料でそれなりに使い勝手もよく、私も一年近くはこのソフトで編集していました。

 現在はAdobeのPremiere proという高額なサブスプリクションに加入していますが、私は写真をRAWから調整、現像しますのでライトルーム・クラシックも使う事もありフルヴァージョンで加入しているわけですが、ウィンドウズ用の無料ソフトや動画編集のみの契約や買い取りソフトもありますので予算に合わせ探してみて下さい。

 例に出した4つがあれば一通り困らないと思いますので、動画を始めたい方は安価な中古から用意して下さい。

 思うような成果が上がらないと出費が重くのしかかります。
 私は最初の成果が上がるまでに半年程度は必要でした。動画自体の反響が高まったのは2~3ヶ月です。ですから1年程度は週2~3回の更新を心がけ、早急な反応を求めないことが重要です。

 成果を焦り、反応が無いこと落胆すれば、動画営業に落胆して更新を止めることにもなりかねません。それが一番の無駄です。

 内容を考え反応の良い(つまり質の高い)動画は重要ですが、当初は質よりも量で数多く動画を上げて、経験を積み反応を読み解き、その後で質を考えるのが良いと思います。

 私自身も道半ばでして、今は質を高める努力の最中なので体系的に伝えられる様になったら、またこのブログで紹介します。

 

 

Share your thoughts