NAロードスターの車高調整

 昔乗っていたNAロードスタですが、中古で買ったので最初からクスコの車高調整がついていました。 

 曲がっていると、リアタイアの表面がアクセル開で横に逃げようとする感が強く、車高を変え様子を見ました。説明書にある車高に戻しただけで、リアタイアの踏ん張り感が大幅に改善し、良い感触を得ました。調子に乗って前を更に上げ、リアタイアに重量が載るようにしたところ更に好印象でした。ただ、フロントが高くなった分だけ、ハンドルが少し軽くなってしまいました。

 この乗り味を思い出すと、911のタイプ996カレラ2に通じる乗り味だったような気がします。常にリアタイアに荷重が掛かり、ブレーキでフロントに重量を移してゆく、バイク的とも言えます。この乗り味が正しいかどうかは分かりませんが、バイク乗りには自然な感覚だと思えます。 

 911も456GTもダンパーの伸び減衰がしっかり効いている点が、まともな車と思わせるのかもしれません。昨日書いたブログの続きですが、いまの実験車両318Ciの伸び減衰を強め、問題が緩和するのか確認してみようと思います。これにより、車の質感が高められるなら、大きな進展になります。