部品製作、冶具製作

 ザックスのオイルシールを嵌める部品、シールヘッドを3個製作しています。珍しく同時に発注があり、先出の一つを終え残りの作業を行っています。

 段取りを考え外周加工を済ませた後で、掴み直し内径加工を行います。表裏がある為、外丸加工と併せ2回掴み直します。精度の面では劣りますが、バイトの付け替えを考えると時間短縮にはこの方法が一番良いと思います。精度の面は心配なので、芯出しをしっかり行わなければなりません。

 本職の旋盤工の方は早くて綺麗な仕上がりなので、その域を目指しています。

 別件で特殊な冶具を製作しましたが、穴繰り加工の際に下穴をドリルではなく、写真のような正面用の特殊なバイトを造り切り込んでゆく事で、加工終了後の切れ端が平面となり、材料を無駄にしなくて済みます。

 

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