いろいろ

 菅生でテストを行ったR25用FFX31はやっと仕様が決まり、ベースが出来ました。全日本の菅生で使うかは、チームとライダーに委ねてあります。もう少しライダーに対して明確な利益を享受できればよいのですが、今のところは「旧型と遜色ない程度」と言うのが本当です。

 開発車両のCB400SF・NC39は、アルバイトの矢作を乗せることで、一般の方と同じ目線で意見をもらい、方向性があっているようなので安心しています。ですが、現状はスタンダードから誰でも出来る範囲の変更なので、ここから先のセットの煮詰めと、部品開発が本領発揮となります。

 写真はフォークをオーバーホールした時の、入っていたオイルです。ダンパー開発の方と話した時に、抵抗を減らす事の意味を理解したので、オイルシールとダストシールにかなり大掛かりな改造を施しました。一般のお客様には進めませんが、メンテナンスサイクルを短く取っても乗り味を追求する方には、明らかな変化を感じてもらえるはずです。

 

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