滑らかさと抵抗の合間

 KYBのツインショックをオーバーホール致しました。

 ZRX1200Rのリアダンパーです。簡素な作りで最大限の性能を得られるのは、非常に効率的ですが、緻密な制御は難しいと考えます。

 このダンパーのピストンリングはオーリンズのような作りで、ドライ軸受を坂巻にしたような作りです。これを違う材質と寸法の品に置換して、動きを変えてみました。幅を7mmから8mmへとし、面圧を下げつつ倒れを抑制します。次に溝の深さでリングの張力を調整します。純正でリング裏にOリングを入れて自動張り出し機構を備えているので、良い作りでした。

 上記の作り変えは、度が過ぎると抵抗になりますが、純正のフリクションは少ないが倒れが大きく、節度なく動くさまは圧縮抜けを起こしているようで心配になります。リングの張りに関してはもう少し詰める余地がありそうです。

 

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