タブレットからPCへ
今年の2月から、社内の情報統合機構を大きく変えるため、アルバイトに依頼してアプリ開発を進めてきました。
当初、アプリを開発し各作業員にタブレットを持たせる事で、作業記録等をつけさせる予定でした。実際にアイパッドを二つ用意し、不要になったアイフォーン6を使い普段の作業を進めてきましたが、私自身はそれらのITシステムが面倒であったため、入力業務などはいっさい手をつけませんでした。
ある時、パソコンのマウスを買いにアルバイトとアリオ柏へ行った際に、アップルのお店へゆき、そこでマウスを買わずにiMacを買いました。常々、大画面PCの重要性を考えていたため、これだと直感し購入した次第です。
会社へ戻り私の作業台へパソコンを置き、普段から使う中で「タブレットではなく、PCだ」との思いが強くなり、タブレットからPCへ移行し、結局iMacを5台購入し、MacBookも買い足し都合4台のiMacと一台のMacBook、ウィンドウズパソコンが2台に、タブレットが3台となりました。
アルバイト梅山の知人が、当社のツイッターをみて「タブレットからPCへの切り替えが早かった」と言ってくれたそうです。
好意的に受け止めてくださったようですが、一見すると朝令暮改のように、言っている事に一貫性を欠くと思わせますが、実はそうではありません。
つまり、作業や社内における情報の共有で達成される均一化、データ検索の高速化など、システムとしてより洗練された方を選ぶならPC化だったという事です。
見える形でタブレットかPCか紙かは問題でなく、利便性の高い方を選んだ結果が今に落ち着いたという訳です。使いやすいという本質を追求すれば、見える形は重要でなく、中身を追求した結果が形になるのが重要だと思います。
サスペンションにおいてもそれが本質です。ダンパーの構造から考えるのではなく、求めた動きの結果が形になる。それを忘れずに車両作りを行ってゆきます。